特別養護老人ホームの仕事内容とは?求人や給料、特徴を解説!

介護業界で働いていたり、今後働こうと考えている人は、「特別養護老人ホーム(特養)」について知っている人がほとんどでしょう。それでも実際に働くとなると、事前に知っておきたいことはたくさんあるはずです。

  • 「特別養護老人ホームの仕事内容を知りたい」
  • 「無資格でも働ける?」
  • 「他の施設と比べて給料は良いのだろうか」
  • 「夜勤はあるの?」

こういった疑問を持つ方に向けて、今回は「特別養護老人ホーム」がどういった形態の施設なのか、といった基本的なことから、仕事内容や給料、求人についてまで詳しく解説していきます。

特別養護老人ホームの概要

まずは、概要を簡単にまとめておきます。

特別養護老人ホームの概要
事業形態 施設型
給料 月給23万円~43万円
夜勤 あり
仕事内容・特徴 入居者の入浴、排泄、食事といった日常生活をサポ―トする

次に、それぞれについて詳しく説明していきます。

特別養護老人ホームの事業形態

特別養護老人ホームとは?

特別養護老人ホームとは、要介護3以上の高齢者が 入浴・排泄・食事といった、日常生活における介助を受けながら生活する施設です。行政から認可の受けた社会福祉法人が運営している公的施設であり、他の介護施設よりも安価でサービスを提供しています。

特別養護老人ホームには従来型の多床室、ユニット型の個室、またはその両方を備えた施設があります。

従来型の施設では1つのフロアに数十人の大人数の集団で生活しており、1部屋に数人分のベッドがあることが一般的です。

一方で、ユニット型の施設では最大12人までの少人数集団で生活しており、原則として利用者ひとりにつき1つの個室が割り当てられています。

事業形態としての他施設との違い

特別養護老人ホームの大きな特徴は2つあります。

◆特別養護老人ホームの特徴

  • 入居型の公共施設
  • 入居者は要介護3以上の利用者のみ

入居型の公共施設であるという点と、原則として要介護3以上の利用者のみを受け入れているという点です。

公共施設であるため、他の入居施設よりも低料金でサービスを提供しており、利用者が集まりやすい傾向にあります。

また、原則として要介護3以上の利用者を受け入れているということは、介護度の高い重度の利用者が多いという事です。

その他、終の棲家として看取りケアを行っている施設もあります。

特別養護老人ホームの給料と求人

特別養護老人ホームの給料

特別養護老人ホームでの時給、月給、年収はおおよそ次の範囲となります。

◆特別養護老人ホームの給料

時給:1,000円~1,700円

月給:23万円~43万円

年収:250万円~630万円

給料は資格、勤務年数、地域によって変わってきます。

月収の上限としては、40万円強のようです。他の事業形態に比べると、特別養護老人ホームは給料が比較的高い傾向にあります。

理由としては社会福祉法人が運営母体であること、入居者の介護度が高いことが挙げられます。

特別養護老人ホームでは、夜勤を行えば夜勤手当が入りますので、収入の上昇が見込めます。ただし、夜勤手当は法人により金額に差があるので、それぞれの施設を比較することが重要です。

特別養護老人ホームの求人

特別養護老人ホームの求人は非常に多くあります。

資格を持っていれば就職しやすく、給料も多くもらえます。

しかし無資格・未経験でも大丈夫な求人も多々ありますので、資格がないから就職できないといったことはありません。

もし無資格・未経験で特別養護老人ホームに転職するのであれば、無資格・未経験に強い転職サイトを利用すると良いでしょう。

特別養護老人ホームの仕事内容

勤務形態と仕事内容

勤務形態は早番、日勤、遅番、夜勤の4交代のシフト制で行います。

業務開始時間は運営している法人などにより違いがあるため、この限りではありませんが、一例としての勤務形態を紹介します。

◆特別養護老人ホームの勤務シフト例

  • 早番7:30〜16:30
  • 日勤9:00〜18:00
  • 遅番11:00〜20:00
  • 夜勤16:00〜翌10:00

基本的に早番と遅番、夜勤は1名ずつ、日勤が1〜2名で日々の業務をこなします。日中は各勤務シフトの人が重なるので、人数が多くなります。

続いて、1日のスケジュールと業務内容について見ていきましょう。

◆勤務シフトと1日の仕事のスケジュール

このように、特別養護老人ホームは入居型の施設のため、シフト制で交代勤務が行われます。

特別養護老人ホームと他施設の違い

特別養護老人ホームは主に、要介護3以上の重度の利用者を受け入れるための公的な入居施設です。

そのため、他の施設に比べて、特別養護老人ホームは重度の利用者を受け入れることに特化した施設だと言えるでしょう。

利用している人の傾向としては、身体機能や認知機能の低下により、トイレや入浴といった日常的な動作を、自分で行うことが困難である点が挙げられます。

特別養護老人ホームと似たような施設には有料老人ホームとグループホームがあります。どちらも民間施設であるため、特別養護老人ホームよりも利用料金が高めに設定されています。

有料老人ホームは認知症でなくても入れる施設や、要介護度の高い方も入れる施設など、施設によって受け入れる方の要介護度に幅があります。一方グループホームは軽度の認知症を患っているが、普通の生活がある程度送れる方を受け入れています。

業務内容としては食事、排せつ、入浴、就寝、起床といった基本的な日常動作のサポートを中心に行います。

日中の空いた時間にはリハビリを兼ねて、レクレーション活動やそれぞれの入居者の日課などを行う場合もあります。

特別養護老人ホームで働くメリット・デメリット

特別養護老人ホームで働くメリット

特別養護老人ホームで働くメリットは3つあります。

◆特別養護老人ホームで働くメリット

  1. 無資格・未経験でも働きやすい
  2. 身体介護の基本が学べる
  3. 給料が比較的高い

1つ目は、無資格・未経験でも働きやすいということです。

特別養護老人ホームは他の職員と一緒に勤務することが多いため、手厚い指導を受けられるからです。OJTや内部研修、外部研修が充実しているところもあり指導体制が整っている場合が多いです。

2つ目は身体介護の基本が学べるということです。

特別養護老人ホームは身体介護が業務の中心となるため、業務を通して身体介護を習得していくことができます。最初は敷居が高く感じる身体介護ですが、手厚い指導体制で教えてもらえるので、数か月も働くと不安なく身体介護を行えるようになります。

3つ目は給料が比較的高いということです。

特別養護老人ホームは、基本給が高めに設定されており、夜勤もあるため、介護業界の中では高収入を得やすい施設です。他の職員や業務との兼ね合いにもなりますが、夜勤に多く入ることで給料を上げることができます。場合によっては年収400万円以上の高収入を狙える点が特別養護老人ホームで働く大きなメリットだといえるでしょう。

特別養護老人ホームで働くデメリット

続いて、特別養護老人ホームで働くデメリットですが、こちらは2つあります。

◆特別養護老人ホームで働くデメリット

  1. 介護量が他の事業形態に比べると多い場合がある
  2. 正社員は夜勤をやらなければいけない場合が多い

1つ目は、介護量が他の事業形態に比べると多い傾向にあるということです。

特別養護老人ホームは原則として要介護3以上の利用者のみを受け入れているため、介護量や職員の負担が大きい傾向にあります。例えば、自分ではほとんど動けない利用者を起こし、食事を介助して口腔ケアを行い、寝かせておむつを替えるというようなことが日常的にあります。こういった身体介護は体力を使うため負担に感じることがあるかもしれません。介護の技術をしっかりと身に着けることができれば、そこまで大変ではない場合も多いですが、最初のうちは少し大変に感じるかもしれません。

2つ目は、正社員は夜勤をやらなければならない場合が多いことです。

これは、パートや派遣の社員は基本的に日中の勤務となっていることが多く、正社員が夜勤をカバーする必要があるからです。正社員の給料は魅力的ですが、夜勤も可能であることが正社員の条件となっている場合もあります。

給料のために夜勤を頑張れる人は問題ありませんが、働きながら家事を行わなければならない人や、夜起きていることが辛い人などは正社員として働くのは大変かもしれません。逆に、効率的に給料を稼ぎたい場合は、夜勤に入ることで、給料を上げていくことができます。

まとめ

特別養護老人ホームは重度の利用者が多いため、業務が大変に感じるかもしれません。しかし、給料が高い傾向にあり、身体介護について徹底的に学ぶことができます。

職員の教育体制も整っている施設が多いので、特別養護老人ホームで働いた経験は必ず自身のスキルとなります。そのため、他の事業形態で働くことになっても身体介護の経験を活かした働き方ができるようになるでしょう。

 

もし、その他の施設について知りたい方は、この記事も読んでみてください。

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