介護職で転職を成功させたいと考えている方にとって、どういった手順で介護転職をしていくば良いか分からない方も多いでしょう。
そこで今回は、介護職転職を成功させる3つの手順を、分かりやすく解説していきます。
さらに、「どうすれば転職を成功させられるか」というマインドについても書きました。
是非参考にして見てください!
ステップ ①:「介護職は多種多様」まずは種類と特徴を知る!
介護職の種類と概要
介護職は多種多様です。そのため、転職する前には必ず、その施設や職場がどのような形態なのかを知っておく必要があります。
そこで、まずは大まかに介護職の種類について、下記にまとめました。
種類 | 勤務体系 | 概要 |
有料老人ホーム | 24時間介護・夜勤有 | 最も一般的な入居型の介護施設 |
特別養護老人ホーム | 24時間介護・夜勤有 | 要介護認定された高齢者が入居する施設 |
デイサービス | 日勤のみ | 通所型介護サービス |
訪問介護 | 日勤のみ | 自宅で介護が受けられるサービス |
これらが、まずは押さえておきたい施設や職場の形態です。ここから更に専門性の高い介護施設や、高齢者の状況などにもよって分かれる施設もあります。
施設・職場ごとの特徴
介護職と一括りになりがちですが、「勤務体制」、「業務内容」、「資格条件」、「給料」などがバラバラです。
例えば、24時間介護の施設系の介護職では、夜勤があるため、日勤のみで働きたい人には向きません。
一方で、昼夜問わず働ける人で、多少大変でも給料が高くなることを望む人は、夜勤のある介護施設を選ぶことがおすすめです。
ここで挙げたものは一例ですので、まずは、それぞれの職の特徴をしっかりと把握しましょう。そのうえで、自分自身がどういった働き方をしたいのかを考えることが大切です。
下記の記事で、それぞれの職場のメリットとデメリットについて書いていますので、参考にしてみてください。

ステップ②:良い転職先を見つけるために、転職サイトは複数登録する!
転職先探しは何でする?
介護職にはどんな種類があるのかを調べたら、次は転職先を探していきましょう。
転職先探しと聞いて、無料求人情報誌や、ハローワークを思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、これらを利用するのは一昔前の方法です。今はネットで転職先を探すのが主流ですし、情報量や効率性を考えてもネットで探すのが適しています。
どんな転職サイトが良いの?
自分自身の置かれている状況や就きたい職場と転職サイトの特徴がマッチしているかを考えながら、転職サイトに登録しましょう。
おすすめの転職サイトについては、ランキング形式で記事にしています。こちらの記事から、自分にあった転職サイトを登録すればOKです。

詳細をクリックすると、詳しい特徴が書かれた記事とサイトへの登録方法が書かれているので安心です。また、登録は無料なのでいくつ登録しても、メールが増えるくらいのデメリットしかありません。
また、良い転職先を見つけるためには、優良な転職サイトに複数登録しましょう。
「なんで複数登録するの?転職サイトなんてどれも似たようなものじゃない?」と思った方もいると思います。しかし、同じように見えても、転職サイトによって特色や強みが違います。また、載っている求人にも次のような違いがあるのです。
◆求人サイトの特色や強みの例
- 求人数は多いが、地方求人が少ない
- 求人数は少ないが、地方求人に強い
- 夜勤などの高収入求人が多い
- 専門性の高い求人が多い
- 未経験者OKの求人が多い
このように、転職サイトによって特色が違ってきます。
そのため、いくつかのサイトに登録し、探していくことで、自分自身にピッタリの転職先が見つかる確率があがるのです。
ステップ③:面接に向けての準備をする!
転職のキモは面接
転職先の情報を知り、転職サイトで希望する転職先が見つかれば、最後のステップは面接となります。書面では資格情報や経歴が見られるため、応募条件に達していない等の人はここで落ちてしまいますが、そこを通過して面接までこぎ着けたということは、当然、採用の可能性があります。
しっかりと面接で自分をアピールし採用される努力をしましょう。
面接は、自分の価値を相手に伝える絶好の場面です。しかし、面接時間はそれ程長くはありません。
自分の「思い」や「考え方」、「目標」といったものが、その職場においてどう活かせるのか、会社にとって価値のあるものになるのか、といったことを端的に表現できるように、事前に練習しておきましょう。
また、最低限の「言葉使い」、「マナー」や「表情」といったものも、面接の場で自然に出来るように、練習などしておきましょう。
面接の練習をするのはズルい?
「ありのままの自分を見てもらえばいいから、面接の練習はしない」といった方もいるでしょう。また、面接で綺麗ごとを言うのがズルいと感じる人もいるようです。
しかし、「働きたい会社に入るために面接の練習をした人」と、「何もしなかった人」のどちらを会社は採用したいか考えると、前者になるのではないでしょうか?「面接の練習をしない」というのは、その会社に入る努力をしなかったとも考えられます。
また、面接では、「会社にとって利益もたらす人」が採用されるわけではなく、「会社にとって利益をもたらしそうな人」が採用されます。どれだけ能力があっても、その能力を認識してもらえないと、採用されないのです。自分を理解してもらうためにも、面接の練習というのは必要なのです。
そして、こういった面接や履歴書というのは、「型」があります。この「型」を知り、練習して臨むべきなのです。
転職コンサルタントに指導してもらう
そうは言っても、自分だけで面接の練習をするのは難しいかもしれません。
しかし、心配は無用です。
上記で載せた、転職サイトランキングの転職サイトを利用して転職した場合、「転職コンサルタント(キャリアアドバイザー)」というような、専任の転職コンサルタントがついてくれます。
こういった「転職コンサルタント」は、たくさんの転職者のサポートをしています。そのため、経験が豊富で、面接にどう臨めば良いかや、履歴書の書き方の相談すれば、手取り足取り教えてくれますので、是非活用してみてください。
ポイント:転職で成功したいならこれだけは実践しよう
少し手間がかかるかもしれませんが、これを実践しておけば成功率はグンと上がります。
転職するうえでこれだけはやっておいた方が良いものを厳選して、5つのポイントとしてまとめました。
◆転職成功のポイント
- 転職する理由を明確にする
- 転職によるメリット・デメリットを把握する
- 面接は1社に絞らないで何社か応募してみる
- 職場見学に行ってみる
- 労働条件通知書は入社する前に確認しておく
1.転職する理由を明確にする
転職する理由を明確にすることで、転職先に求める条件を決めていきましょう。ここで優先順位をつけると、転職活動がよりスムーズになります。
2.転職によるメリット・デメリットを把握する
転職によるメリット・デメリットを分析することにより、より良い転職先を見つけることが出来ます。メリットと、デメリットを表などにまとめて可視化しておくと良いでしょう。
3.面接は1社に絞らないで何社か応募してみる
面接は1社に絞らない方が無難です。何社か受ける事によって、より自分自身の希望や条件に合った転職先を見つけることが出来ます。選ぶのは気が引けるという方もいるかもしれませんが、何社も応募することは決して悪いことではありません。
4.職場見学に行ってみる
「本当に自分自身の思い描く転職先なのか?」これは「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、見てみないと分かりません。ミスマッチを防ぐために、事前に職場見学に行ってみるというのは、やっておいたほうが良いでしょう。
5.労働条件通知書は入社する前に確認しておく
面接に行って聞いた話と、内定後に貰った労働条件通知書を照らし合わせて、間違いがないか確認しておきましょう。相違があった場合は、内定先に連絡し、内容について聞いてみてください。話しの内容が納得できなかったり、不信感が生まれた場合は、入社辞退をしても良いでしょう。この段階ではキャリアとは見なされないのが普通なので大丈夫です。
まとめ
転職する方は、誰しもが前職よりもより良い状況に置かれる事が理想だと思います。
その理想を現実にすることが転職の最終目的でもありますので、出来ることは全てやっておきましょう。面倒だと思うこともあるかもしれませんが、手を抜かずに頑張ってください。
おすすめの転職サイトをランキング形式で記事にしました。こちらも参考にしてみてください。

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